コラム

合わない入れ歯を使うデメリット

年齢を重ねても健康な歯で食事を美味しく食べたいと思う方は多いと思います。 美味しく食べるには歯の健康が重要です。 例えば合わない入れ歯を使っていて、特に問題がないからとその入れ歯を使い続けると様々なデメリットがあります。

合わない入れ歯を使い続けるデメリット

①痛みを感じる
②しゃべりにくい
③入れ歯が外れやすい
④汚れが溜まり細菌の原因になる

①痛みを感じる

噛み合わせのバランスが悪く入れ歯が歯や歯ぐきを傷つけることで痛みが出て、顎の不調の原因になります。特定の歯に負担がかかり、不快感や、痛みをともない、ご自身の歯が次々に抜けてしまうこともあります。さらには継続的に歯肉に刺激を与えることで口腔がんになってしまう危険性もあります。我慢せずに早めの調整をお勧めします。

②しゃべりにくい

入れ歯の高さが合わないことでしゃべりづらさを感じます。 合わない入れ歯を使うことで、特に「さしすせそ」や「たちつてと」が発音しづらくなります。話にくいなどの不快感があれば入れ歯が合っていないので歯医者さんで調整してもらいましょう。

③入れ歯が外れやすい

年齢とともに歯茎の骨が痩せて、歯ぐきと入れ歯との間に隙間ができ入れ歯が合わなくなることがあります。また長い期間入れ歯を使っていると、入れ歯が壊れたり、変形して口に合わない状態になり入れ歯が外れやすくなってしまいます。

④汚れが溜まり細菌の原因になる

入れ歯が合わないと食べかすや歯垢などの汚れが隙間に入り込んで溜まってしまいます。その汚れが溜まった部分から菌が繁殖し口の中の炎症を引き起こすことがあります。口の中の菌が多いと誤嚥が起きた時に肺や気管支に入る菌が多く肺炎を引き起こす原因にもなり危険です。

まとめ

入れ歯をメンテナンスすることは重要なのですが、受診が必要な高齢者ほど病気の影響や身体の状態によって歯医者へ通院が難しい場合があります。

特に寝たきり状態の方は口腔内の環境が短期間に変化すると言われています。 入院前に使っていた入れ歯が退院したらまったく合わなくなったと言う方も多く、要介護認定を受けている方は3ヵ月に1回は検診を受けて口腔内の状態をチェックしてもらうことが健康維持に繋がります。 要介護などで通院を諦めていた方でも、訪問歯科で入れ歯の調整ができるので一度ご相談をされてみてはいかがでしょうか。

当院では四街道市を中心に訪問歯科を行っております。まずはお気軽にお問合せください。
電話:043-432-4339

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