コラム

食べる力の低下につながるお口の変化

千葉県四街道市で訪問歯科を中心に行っている旭ヶ丘第一歯科クリニックです。

高齢になるにつれ、体の動きが悪くなったり、あちこち痛くなったりしますが、このような加齢に伴う変化はお口にも現れます。
食べるということにおいて、お口はもっとも重要な役割を果たします。早めに変化に気づき、適切に対処することが大切です。

口腔機能が低下してくると、以下の症状が現れ始めます。

現れる変化

①なかなか飲み込めなくなる
②噛む力が弱くなる
③味覚が衰える
④嗅覚、視覚が衰える
⑤唾液の量が減る


■なかなか飲み込めなくなる

食べ物を噛んで飲み込むという動作には、舌や口のまわりの筋肉が緻密にかかわっています。
この飲み込む力が弱くなってくると、飲食物が誤って気管に入り、むせたり、誤嚥性肺炎を引き起こしたりします。

■噛む力が弱くなる

固いものが食べられなくなったなどありませんか?
歯がグラグラしたり、歯の本数が減ったり、入れ歯が合わなかったりすると、やわらかいものばかり選んで食べるようになり、お口の機能はさらに低下していきます。

■味覚が衰える

加齢とともに舌の表面にある味蕾という味を感じる器官の数が減り、味を感じにくくなります。

■嗅覚、視覚が衰える

おいしい料理の香りや、美味しそうな見た目の料理というように、嗅覚や視覚のおかげで食欲が湧いてきます。そのため、嗅覚や視覚の衰えは、食欲の低下につながります。

■唾液の量が減る

唾液が出にくくなると、飲み込みづらくなったり、むし歯や歯周病、口内炎になりやすくなります。
また、唾液には酵素も含まれており、消化作用に影響を及ぼします。

まとめ

美味しく食事を食べることは、生活を豊かにすることに繋がります。
歳を重ねるにつれ、口腔機能が低下することは防げませんが、早めに歯科医師に相談することで予防できることもあります。
今回のような変化にお気づきの際は、早めにかかりつけの歯科医院に相談してみてください。
当院は四街道市を中心に、訪問歯科を専門として行っております。ご興味ございましたらお気軽にご相談ください。
旭ヶ丘第一歯科クリニック:043-432-4339

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